現在でこそ無料出会い系サイトという言葉あるように、出会いを目指す人はサイトつまりインターネット上のサービスを利用することが当たり前になりました。それでは、インターネットが現在のように普及するまでは、皆さんどうしていたのでしょうか。
その答えを知るためのヒントとして、ちょっと面白い雑誌があります。それは「Sugar」という雑誌で、いわゆる文通友達を募集するための情報が満載の雑誌です。おそらく現在でも「Sugar」はあると思いますが、出会い系サイト全盛の昨今、雑誌が男女の出会いを仲介するという使命は薄れているので、単なるエロ本のようになっているのを見たのが最後です。かつての「Sugar」はそんな雑誌ではなく、中には文通を希望する人の募集記事で埋め尽くされている、雑誌版出会い系サイトといった内容でした。
しかし、文通を希望するのであれば自分の住所を相手に教えなければいけません。そのために「Sugar」では男女それぞれが自分の住所を書いて、そこに手紙を下さいとしていました。個人情報に対する考え方が神経質になっている現在では考えられないほど牧歌的な話です。実際に筆者もこの雑誌を見て女性に手紙を出してみたことがあります。
やはりこの時代でも現在と状況は同じだったようで、少数の女性に対して多くの男性から手紙が殺到していたようで、「Sugar」に文通相手を募集した女性というのはしばらく返事を書くことに追われるそうです。しかし、現在のように来たメールを平気で無視するということではなく、ちゃんと全員に返事を書こうとしていたあたりも、何となく時代の違いを感じますね。
その後テレクラやツーショットダイヤルなどのサービスが続々と登場して出会いに関する考え方も色々変化しましたが、文字ベースで出会いを支援するという出会い系サイトに近いサービスというのは、この「Sugar」がおそらく元祖でしょう。現在、出会い系サイトで遊んでいる人の中には学生時代に「Sugar」を使ったことがある人もかなり含まれているようです。
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